ご 挨 拶

ユニコーン・キッズクラブ
名誉園長 小 川 哲 也
(聖徳学園大学短期大学部助教授)
(川崎ふたば幼稚園長)

 昨今、子どもが登場する悲しいニュースをよく聞きます。たとえば、いじめ、自殺、小学校の「学級崩壊」、さしたる動機の見つからない、少年による無差別殺人・・・子どもを産み、育てることに楽しさや意義を感じている方々も、我が子の行く末を考えて暗澹たる気持ちになられることがしばしばなのではないでしょうか? また、子どもを産みたくても将来を考えて産むことをためらう方々も多いことでしょう。
 でも子どもがいなくなれば、この国も、人類という種も衰退し消滅してしまいます。そしてそれ以上に問題なのは、一人一人の人間の人生も前向きな活気がなくなり、寂しいものとになってしまうことです。そのような世の中にはしたくありません。そのためにはなんとか子どもたちに「子どもらしさ」を取り戻してもらい、大人たちは子どもたちの成長を楽しみにし、子育てに意義を感じることができる手だてを考えなければいけません。
 ではどうすればよいのでしょう?上に挙げたさまざまな悲しい状況は何がいけないのでしょう?
 私は長年幼稚園長を務めた経験から、やはり乳幼児期の養育・教育が鍵を握っていると考えています。
 小学校や中学校に上がってから急に「いじめ」の気持ちが芽生えるわけではありません。学級崩壊や殺人なども、もとをたどれば乳幼児期の環境や経験が影響していることが多いというのが心理学者たちの定説です(もちろん全てのケースではありませんが)。
 でも、子どもというものは、本来大人にとって楽しい存在、生きがいになる存在、パワーをもらえる存在です。育て方さえ間違わなければ、あなたのお子さんも必ずそういう存在になってくれるはずです。
 今回発足いたします「ユニコーン・キッズクラブ」は、子どもたちにその本来の輝きを持ち続けてもらいたいという願いから生まれました。代表の加藤紳一郎氏は園経営のスペシャリストで、保護者の方々のニーズを的確に捉えております。私は保育研究(発達心理学・教育心理学)や幼稚園長の経験を生かし、子どもたちに豊かな、力強い人生の第一歩を踏み出してもらうため、考えられる全てのものをここに注いだつもりです。
 私はここを、単なるお預かり施設ではなく、保護者の方々にも「子育ての楽しさ、意義深さ」を感じていただけるようなコミュニティととらえています。皆様もご一緒に子育てを楽しみ、語り合っていきましょう!

 ユニコーン・キッズクラブ開園にあたって。

学校法人 名古屋文化学園
理事長 加 藤 紳 一 郎


 今ほどお母様方への子育ての支援が求められている時はありません。お母様方が人間らしく爽やかに時を過ごしていただくためにも、お子様を安心して預けることのできる施設が求められています。男女雇用機会均等法のことを持ち出すまでもなく、今や女性は社会の中枢を担うようになり、仕事と子育てを見事に両立させる手腕が必要とされています。しかしながら現在の我が国の子育て支援策は充分とは言い難く、まだまだ働く女性が100%安心して任せることのできる環境ではないのが残念です。
 また、お子様を預かる施設として充分な満足を得ることのできない施設が横行しているのも、残念ではありますが事実です。お子様を安全にお預かりするという基本中の基本の部分が守られていない施設、また確固たる教育理念を持たずに単に安全に預かればよいとする施設が数多く見受けられます。子どもたちは温かい目によって見守られながら1人1人のお子様にあった教育方針・保育方針に従って慎重に育てられるべきものと考えます。
 この度、私たちが開園したユニコーン・キッズクラブは以上の問題点を高次元で解決した理想的な保育施設であると自負しております。保育室は建築当初から保育室としての使用を前提として設計されたものであり、子どもたちの活動を疎外せず同時に保育士が働きやすいように数々の工夫が凝らされており、他の目的用に作られた部屋を保育室に改築したものとは隔絶の感があります。また、施設長には聖徳学園大学短期大学部助教授であり川崎ふたば幼稚園園長の小川哲也氏を迎え、幼児教育という基盤を根底に置いた新しいタイプの子育て支援施設を設立できたものと考えております。
 私自身、名古屋地区において50年以上の歴史を持つ幼稚園教員・保育士養成校を運営、また国内に3園、海外に2幼稚園を運営していることから得た高い次元のノウハウの数々をこのユニコーン・キッズクラブに傾注して、これからの時代に相応しい幼児教育施設と成長させるべく、このユニコーン・キッズクラブに全力投球していく所存であります。働くお母様方の良き味方として同時にこれからの時代を担う子どもたちの成長の良き味方として当ユニコーン・キッズクラブに暖かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。